待望の温度計用センサー

離れても便利な外部センサータイプの湿度計

本体にセンサーを接続して使用する湿度計は、離れたところの湿度を測るのに便利で、動かなくても手元で確認できるのが魅力です。測定が可能な距離は製品によりますが、本体を中心に半径数mの範囲内でセンサーを設置できる製品が多いといえます。これは人とその周辺を覆うイメージで、広い空間の場合だとお部屋の端から端までカバーするのは困難です。リビングの湿度を測定したり、多点で湿度の管理を行いたい時は、複数の湿度計を用意して設置を行うことになります。

台数が増えるほどコストが掛かりますから、大量に設置するのには向きませんが、数台程度なら無理なく湿度計を用意できますし、大抵のお部屋なら全体をカバーできるはずです。湿度計のセンサーは有線タイプが主流でしたが、近年は無線タイプの登場によりかなり状況が変わってきています。例えばセンサーの設置可能距離が数mから100mくらいに伸びたり、1台の本体で5台以上の端末を管理できたりします。無線を使用するので、実際の使用可能な距離は電波状況や障害物によりますが、ほぼ無視できる程度に高性能化しているのは確かです。

センサーの単価は気になるところですが、必要な数を後から買い増すことができたり、台数が増えても管理が煩雑になりにくい点はメリットです。湿度計は小型化や高性能化が進み、今や一家に1台どころか1人1台以上が当たり前の時代ですが、活用の幅が広がりつつもまだまだ進化が続く様子なので今後も目が離せないです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です